位置ベースルーティングにおける宛先位置情報の管理方式

清水 拓  山本 潮  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J103-B   No.2   pp.67-78
発行日: 2020/02/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2019GTP0006
論文種別: 特集論文 (通信の未来を拓く学生論文特集)
専門分野: ネットワーク
キーワード: 
モバイルアドホックネットワーク,  位置ベースルーティング,  位置情報管理,  

本文: PDF(917.5KB)>>
論文を購入




あらまし: 
モバイルアドホックネットワークにおける位置情報ベースのルーティングでは宛先の位置情報が必要となる.しかし,端末の移動によりロケーションサービスや各端末で管理されている位置情報と実際の位置との間には誤差が生じたり,位置情報更新の制御パケット送信がネットワークに負荷を与えることになる.本論文では,通信中のデータパケットを利用することで宛先位置情報の誤差修正とロケーションサービスの位置情報更新パケットの送信量を軽減する方式を提案する.提案方式により,不適切な転送先ノードの選択を低減させるとともにロケーションサービスの制御パケット送信によるネットワーク負荷を低減させることが可能となり,パケット到達率の増加や通信遅延の減少などの通信性能の向上が期待できる.