ルールの発現が制御されたCAによる雪の結晶パターン生成とその性質について

森下 茄穂  井口 修一  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J102-D   No.12   pp.764-772
発行日: 2019/12/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 10.14923/transinfj.2019JDP7022
論文種別: 論文
専門分野: 情報・システム基礎
キーワード: 
雪の結晶,  セルオートマトン,  ルール発現,  類似パターン生成,  

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あらまし: 
雪の結晶に類似したパターンをセルオートマトンを用いて構成する試みがPackard[9],轡田ら[8]によって報告されている.雪の結晶は,その結晶が生成される環境に敏感に反応し,様々な形を形成する.今回,この環境の変化をセルオートマトンに導入すべく,ルールの発現が時間によって制御される仕組みを導入した.この仕組みを用いてルールの発現が細かく制御されることで,轡田らが生成できなかった複合板状結晶の類似パターンを生成することができた.また,発現が制御されて生成された結晶から,ルール自身のパターンに与える影響を考察し,ルールの発現を制御することによって生成されるパターンの形状を制御することができた.