銀黒鉛質ブラシの銀含有率変化に対する金メッキスリップリングの摺動接触通電におけるブラシ摩耗特性

福田 直紀  高田 友輔  比嘉 竜大  澤 孝一郎  上野 貴博  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J102-C   No.6   pp.222-224
公開日: 2019/05/17
Online ISSN: 1881-0217
DOI: 
論文種別: ショートノート
専門分野: 
キーワード: 
ブラシ摩耗量,  銀黒鉛質ブラシ,  ブラシ摺動面粗さ,  接触電圧降下,  

本文: PDF(1.3MB)>>
論文を購入




あらまし: 
電機用ブラシ(以下ブラシと表記)は,静止物体と回転体間の電流伝達を司るパーツであり,交流機の励磁機を中心に,多くの運用事例がある.近年では,接触電圧降下抑制に有効な銀黒鉛質ブラシ及び貴金属スリップリングが注目されているものの,その通電特性,摩耗特性は未だ不明確な点を多く残す.本研究では,銀黒鉛質ブラシ(銀含有率50, 60, 70, 80, 90 wt%)と金メッキスリップリングの摺動接触通電における接触電圧降下及びブラシ摩耗特性取得を目的として実験を行った.その結果,ブラシ摺動面に分布する炭素占有率35.1%付近を境界として,ブラシ摩耗形態が変化し,凝着摩耗の急変を招くことを示した.