再生可能エネルギーシステムにおける自家消費率向上――発電の不確実性を考慮した手法を用いた一検討――

植嶋 美喜  湯淺 一史  馬場﨑 忠利  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J102-B   No.8   pp.536-544
発行日: 2019/08/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2018WFP0010
論文種別: 特集論文 (通信技術の更なる発展に向けた若手論文特集)
専門分野: 電子通信エネルギー
キーワード: 
再生可能エネルギー,  蓄電池,  PV,  マイクログリッド,  BCP,  

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あらまし: 
グリットパリティの環境下では,電力調達の経済性のために,電力エネルギー自家消費率の向上は重要な課題の一つである.太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステムを,再生可能エネルギーの活用兼バックアップ電源として使用する場合,バックアップとして確保する蓄電池の充電容量は常時確保が要求される.このため,蓄電池の設備容量に対して期待できる自家消費率よりも,実際の自家消費率は小さくなるという問題がある.筆者らは,太陽光発電予測値の不確実性を考慮して,蓄電池のバックアップ容量を変更することにより,自家消費率を向上させる手法を検討した.本論文では,バックアップ容量を算出する手法として,最低発電量推定値に基づき実施した場合と,ロバスト最適化手法に基づき実施した場合の検証結果を報告する.