MACKEY並列配置型の小型化を目的としたWi-Fi 2 GHz/5 GHz帯用アンテナMACKEY T型の検討

平野 賢  牧野 滋  伊東 健治  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J102-B   No.6   pp.485-493
発行日: 2019/06/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2018JBP3044
論文種別: 論文
専門分野: アンテナ・伝搬
キーワード: 
MACKEY,  相互結合,  Wi-Fi,  

本文: PDF(1.9MB)>>
論文を購入




あらまし: 
近年IoT (Internet of things)分野の更なる発展が期待され,様々な製品の無線化が進んでいる.無線化に伴い,アンテナに求められる条件は小型・薄型化だけでなく,金属の有無にかかわらず設置することができる柔軟性が求められる.金属上に設置可能なアンテナとして,MACKEY (Meta-surface inspired Antenna Chip developed by KIT EOE Labo-ratory)が提案された.測定したMACKEYは,自由空間のみならず金属上においても動作することが示された.Wi-Fi 2 GHz/5 GHz帯を満たすため,MACKEY並列配置型が提案された.並列配置型は,Wi-Fi 2 GHz帯モデルのMACKEY基本型とWi-Fi 5 GHz帯モデルのMACKEY広帯域型との相互結合による性能の劣化を防ぐために,スペースを設けている.そのため,基板横幅が大きくなってしまうという課題があった.本論文では,並列配置型の小型化を目的として,基本型を構成する一部と広帯域型を構成する一部を共有することで,小型化したMACKEY T型を提案する.設計したT型は並列配置型に比べ約30%小型化されるとともに,自由空間のみならず金属上においても動作することを示す.