Khatri-Rao積仮想アレー処理を用いたTomoSARによる三次元イメージング

鈴木 健一郎  山田 寛喜  牛腸 正則  有井 基文  児島 正一郎  佐藤 亮一  山口 芳雄  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J102-B   No.11   pp.864-872
発行日: 2019/11/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2019APP0010
論文種別: 特集論文 (豊かな生活を支えるアンテナ・伝搬及び関連システムの論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
TomoSAR,  SAR Tomography,  Khatri-Rao積,  Pi-SAR2-X,  Pi-SAR-L2,  

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あらまし: 
TomoSARはマルチベースライン観測データセットをアレー観測データとみなしDOA推定処理を適用することで三次元イメージングを実現することのできる手法である.TomoSARにおいて,角度分解能を向上させるためには最大ベースライン長を長くする必要があり,グレーティングローブの影響を防ぐためには最小ベースライン長を短くする必要がある.したがって,条件を満たすためには多くのデータセットが必要とされる.しかし,条件を満たすマルチベースライン観測によるデータセットを用意することは困難であるため,TomoSARによるイメージングでは一般に角度分解能が低く,アンビギュイティが発生することが問題となる.本論文ではこの問題に対し,TomoSAR解析にKR(Khatri-Rao)積仮想アレー処理を適用することを提案する.Xバンド航空機SARであるPi-SAR2-XとLバンド航空機SARであるPi-SAR-L2による実験データを用いて提案手法の有効性について示す.