THz-POLSARによる構造変化を有する2次元ターゲットの観測

荒原 克樹  中林 寛暁  水津 光司  長 敬三  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J102-B   No.11   pp.853-863
発行日: 2019/11/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2019APP0006
論文種別: 特集論文 (豊かな生活を支えるアンテナ・伝搬及び関連システムの論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
テラヘルツセンシング,  THz-TDS,  合成開口レーダ,  レーダポーラリメトリ,  

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あらまし: 
テラヘルツ波は電波と光の特性を併せもつ電磁波であり,広帯域かつ極めて短いパルスを実現可能であることから,センシングに応用するための研究が精力的に行われ,その適用分野の開拓が進められている.また,リモートセンシングの分野において,偏波を用いた合成開口レーダ(POLSAR)はターゲットの識別能力向上のために利用され,その有効性が知られている.本論文では,テラヘルツパルスを用いた広帯域センシングにPOLSARを組み合わせた新たな測定法であるTHz-POLSARによる非破壊測定を提案している.また,THz-POLSARの性能を評価するため,構造変化を有する2次元ターゲットの測定を通して,位置検出及び構造識別の能力を明らかにしている.