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同軸プローブ法による液体の複素誘電率測定時の数値計算に変分法を適用時の計算結果が与える影響
柴田 幸司 小林 正樹
誌名
電子情報通信学会論文誌 C
Vol.J100-C
No.12
pp.580-584 公開日: 2017/11/13 Online ISSN: 1881-0217
DOI: 論文種別: ショートノート 専門分野: キーワード: 誘電率測定, 同軸プローブ, 変分法,
本文: PDF(1.2MB)>>
あらまし:
液体材料の複素誘電率を簡便に測定可能な手段として知られる同軸プローブ法にて,測定したS11の解析モデルと比較し逆問題として材料定数を推定時のS11の計算に,高次モードを考慮しない変分法を適用時の推定値に与える影響を0.5及び2.5 GHzの周波数にて全波解析の有限要素法による計算値との比較から検証した.その為,有限要素法によるS11の計算値が変分法によるS11と一致するよう各種液体の複素誘電率を逆問題として推定し,有限要素法によるS11の計算時に設定した複素誘電率との比較から,数値計算法の違いによる複素誘電率の差異を求めた.その結果,水道水を推定時に変分法に起因する誤差は実部は10.41%,虚部は29.04%となった.
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