無線メッシュネットワークにおける自己組織化マップを用いたリンク品質とその相関可視化手法

峰松 容浩  岡田 啓  小林 健太郎  片山 正昭  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J100-B   No.2   pp.100-110
発行日: 2017/02/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 10.14923/transcomj.2016GTP0001
論文種別: 特集論文 (新たな通信技術を創造する学生論文特集)
専門分野: 地上無線通信,放送技術
キーワード: 
無線メッシュネットワーク,  MIMO,  自己組織化マップ,  リンク品質監視,  可視化,  

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あらまし: 
無線メッシュネットワークでは,伝搬路の状態が時間とともに変化し,これに伴いリンク品質の特徴量も時間変化する.特にMIMO (Multiple-Input Multiple-Output)を用いたMIMOメッシュネットワークでは,微小な伝搬路の変動でも各リンク品質が変化しやすくなる.効率的な運用のためにはネットワーク内のリンク品質を管理者へと分かりやすく伝える必要がある.また,リンク同士の特徴量の時間変化の相関を把握することで,あるリンク品質が劣化した場合に同じように品質が劣化しているリンクを発見することが期待できる.更に,個々のリンク容量や信頼性を把握することで,管理者がネットワーク構造を見直す際の参考にすることが考えられる.本論文では,MIMOメッシュネットワークのテストベッドを用い,リンク品質の時間変化を測定する.そして,測定結果に対して自己組織化マップを適用することで,相関のあるリンクを発見可能であることを示す.更に,この結果を踏まえてリンク品質とリンク同士の相関を実際のネットワーク配置図上で可視化する手法を提案する.