等価時間サンプリング符号変調CW方式の提案

秋田 学  新田 大輔  渡辺 優人  稲葉 敬之  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J98-B   No.10   pp.1155-1168
発行日: 2015/10/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
論文種別: 論文
専門分野: 計測,探査
キーワード: 
レーダ,  符号変調CW方式,  PN符号,  等価時間サンプリング,  

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あらまし: 
レーダの変調方式においてPN符号を用いた符号変調CW方式は,高距離分解能化が可能であるが,その距離分解能はPN符号のチップ幅に依存するため,高距離分解能化のためには高速のA/D変換器が必要となる.本論文では,等価時間サンプリング方式と符号変調CW方式を組み合わせた方式を実用的なA/D変換器を用いて高分解能が得られる手段として提案する.また,A/D変換器の追加に伴うハードウェア的負荷が許容されるとき,検出された目標速度を用いて距離推定の前にドップラ補償を行うことで,ドップラの影響によるサイドローブ特性の劣化を抑制する手法を提案する.後者の手法ではまた,目標に対応する疑似信号を生成し,受信信号に対して減算することで,検出できる目標電力の下限値が信号の最大電力から符号数に依存する電力差に限られる課題及び弱信号に強信号のメインローブが重畳し弱信号の検出が困難となる課題の解決を図る.