SMTを用いた分散リアルタイムシステムのタスク配置とスケジューリング

坂井 勇哉  潮 俊光  中村 祐一  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J97-A   No.8   pp.574-583
発行日: 2014/08/01
Online ISSN: 1881-0195
DOI: 
論文種別: 論文
専門分野: コンカレント工学
キーワード: 
分散リアルタイムシステム,  タスク配置,  スケジューリング,  充足可能性判定,  

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あらまし: 
分散リアルタイムシステムにおいて,タスクのプロセッサへの配置は重要な問題である.特に,組込みシステムでは,厳しいメモリ制約のために,プリエンプションを多重に繰り返すと,メモリ不足となり,タスクが正常に実行できなくなる.このような状況を避けるために,本論文では,各プロセッサのメモリ容量と各タスクが実行に必要なメモリ量を考慮したタスクのプロセッサへの配置とスケジューリングを同時に行う手法を提案する.本手法は,システムとタスクに関する制約を述語論理式で表現し,SMT (Satisfiability Modulo Theories)ソルバを用いて,その論理式の充足可能性を判定する.充足可能な場合には,充足する例からタスクの配置とスケジュールが得られる.更に,使用するプロセッサ数の最小化への応用についても考察する.