複数品目が含まれる食事画像の認識における共起関係の利用

松田 裕司  柳井 啓司  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J96-D   No.8   pp.1724-1730
発行日: 2013/08/01
Online ISSN: 1881-0225
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 特集論文 (画像の認識・理解論文特集)
専門分野: 一般物体認識,文字・文書,映像,医用画像
キーワード: 
食事画像認識,  共起関係,  manifold ranking,  

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あらまし: 
一般に食事には複数の料理が含まれることが多く,それらには組合せが存在すると考えられる.本論文では,複数の料理を含む画像の認識において,料理間の共起関係を考慮する手法を提案する.提案手法は,SVMによる評価値を,共起確率を用いたManifold Rankingにより再ランキングすることで最終的な評価値を得る.共起確率は,データベース上の共起頻度,及びWeb上のテキストを用いて求めた.実験では,複数品目を含む画像に対して,100種類の料理分類を行ったところ,10個の候補を提示したときに,共起関係を利用しない従来手法と比べ,データベースから共起確率を求めた場合には8.8ポイント向上し,64.6%の分類率を達成した.これにより料理間の共起関係の利用が複数品目の食事画像認識において有効であることが示された.