高速移動環境下における陪直交周波数分割のガウスパルス形状の最適化

五藤 大介  山里 敬也  モンゴル バヤルプレブ  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J95-B   No.2   pp.317-325
発行日: 2012/02/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (通信技術の未来を切り拓く学生論文特集)
専門分野: 無線通信技術
キーワード: 
直交周波数分割多重(OFDM),  陪直交周波数分割多重(BFDM),  シンボル間干渉(ISI),  キャリヤ間干渉(ICI),  ガウスパルス,  

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あらまし: 
本研究では,高速移動環境下での時間-周波数分散通信路におけるシンボル間干渉(ISI)とキャリヤ間干渉(ICI)の低減を目的として,高速伝送方式の一つである陪直交周波数分割(BFDM)に着目する.時間-周波数分散通信路において,干渉の低減は信号のパルス形状に依存する.BFDMはパルス設計の自由性が高く,時間-周波数の制限性の高いガウスパルスを用いることができるため,干渉低減に有効な通信方式と考えられている.しかし,通信路によって干渉特性が異なるため,干渉を抑えることができるガウスパルス形状の選択を行う必要がある.本研究では,ガウスパルス形状の最適化として,送受信機パルスの不確定性関数の比を最大化する方法を提案する.シミュレーション結果より,提案手法がBFDMの最適化に有効であることを示す.更に,時間-周波数分散通信路において提案するBFDMが従来のOFDMより耐干渉特性が向上することを示す.