歩行者検出のためのこう配方向の二次元ヒストグラム特徴

山口 晃一郎  内藤 貴志  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J94-D   No.1   pp.365-373
発行日: 2011/01/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 論文
専門分野: 画像認識,コンピュータビジョン
キーワード: 
歩行者検出,  パターン認識,  機械学習,  こう配方向ヒストグラム,  

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あらまし: 
本論文では,歩行者検出のための特徴量として用いられるこう配方向の二次元ヒストグラム特徴に対し,極座標表現の導入を提案する.こう配方向の二次元ヒストグラム特徴は,二つの画素のこう配方向の共起性とこう配強度から計算される特徴量であり,極座標表現を用いて画素間の位置関係を量子化して表すことにより効果的にこう配方向の共起性を表現することができる.特徴量の計算では,各画素に対して,その周辺領域を極座標で分割し,分割した領域に対応する位置関係ごとに二次元ヒストグラムを生成する.これにより,特徴ベクトルの次元数を大きく増大させることなく,様々な位置関係にある画素間の共起性を効率的に表すことができる.歩行者データベースを用いた識別性能の評価実験において,提案する二次元ヒストグラム特徴がこう配方向の一次元ヒストグラムを用いるHOG特徴やこう配方向の二次元ヒストグラムを用いる従来手法より高い性能を示すことを確認した.