プロセッサ設計手法の現状と今後―高性能化を実現する設計フローとCADシステム―

伊藤 則之  安永 守利  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J94-D   No.12   pp.2004-2030
発行日: 2011/12/01
Online ISSN: 1881-0225
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: サーベイ論文
専門分野: 計算機システム
キーワード: 
プロセッサ,  設計手法,  CADシステム,  タイミング最適化,  

本文: FreePDF(1.7MB)


あらまし: 
プロセッサの設計では,高い動作周波数を実現するために様々な設計手法が研究され,そして適用されている.このような高性能実現のためには,アーキテクチャ設計や論理設計だけでなく,半導体上で実現する回路設計や物理設計も重要となる.プロセッサの回路設計や物理設計では,高い動作周波数をできるだけ短い期間で実現するために,マニュアル設計と自動設計が選択的に適用される.この両者を組み合わせて適用するために,すべてが自動設計であるASIC設計とは異なり,設計手法に多様性が生まれる.本論文では,実際のプロセッサ設計に適用された設計手法をサーベイし,高性能化を実現するための回路設計及び物理設計の設計フローとCADシステムをまとめる.また,最後に,今後のプロセッサ設計における設計手法の展望について述べる.