MIPS R3000プロセッサにおける細粒度動的スリープ制御の実装と評価

関 直臣  レイ ジャオ  小島 悠  池淵 大輔  長谷川 揚平  大久保 直昭  武田 晴大  香嶋 俊裕  白井 利明  宇佐美 公良  砂田 徹也  金井 遵  並木 美太郎  近藤 正章  中村 宏  天野 英晴  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J93-D   No.6   pp.920-930
発行日: 2010/06/01
Online ISSN: 1881-0225
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 論文
専門分野: 計算機システム
キーワード: 
省電力プロセッサ,  パワーゲーティング,  リーク,  

本文: PDF(1.4MB)
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あらまし: 
本論文はパワーゲーティング(PG)を使った演算器レベルでの動的スリープ制御による消費電力削減機構の実装及び評価を行う.MIPS R3000のALUからシフタ,乗算器,除算器を分離し,それぞれを動的にパワーゲーティングを行う.省電力化を施したR3000コアと16 kByteのL1キャッシュ,TLBを合わせて,ASPLA 90 nmで試作チップGeyser-0としてテープアウトした.Geyser-0の性能,電力と面積をポストレイアウト後のシミュレーションにより評価した.この結果,4種類のアプリケーションについてリーク電力は平均約47%減らすことができた.一方,スリープ制御の実装によって生じたエリアオーバヘッドは41%であった.