W-CDMAシステムの下りシステム容量における基地局アンテナの垂直面内パターン成形効果―遺伝的アルゴリズムを用いた評価―

水野 淳平  今井 哲朗  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J93-B   No.1   pp.69-79
発行日: 2010/01/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 地上無線通信
キーワード: 
垂直面パターン成形,  最適化,  遺伝的アルゴリズム,  W-CDMA,  システム容量,  

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あらまし: 
セルラ方式による移動通信システムにおいて,基地局アンテナの垂直面内パターンは"自セル内の受信レベルが一定"かつ"他セルへの干渉を与えない"ことが理想とされる.基地局アンテナには放射素子を垂直面にアレー配置したアンテナが用いられるが,放射素子数と素子間隔で決定される開口面積が有限であることから理想パターンを得ることはできない.また,この場合の最適パターンは対象とするシステムに依存する.本論文では W-CDMA システムを対象に,下りシステム容量を最大化するように遺伝的アルゴリズムを用いて垂直面内パターンを最適成形することによる効果について評価し,現実的な所要放射素子数をセル半径及び角度スプレッドをパラメータとして明らかにする.