|
|
本文PDFファイルを閲覧するには,ログインする必要があります.
左メニューよりログインして下さい.
|
スケーラブル符号化におけるレイヤ間輝度相関を利用した輝度補償法
早瀬 和也
坂東 幸浩
高村 誠之
上倉 一人
八島 由幸
誌名
電子情報通信学会論文誌 D Vol.J92-D No.6 pp.822-830
発行日: 2009/06/01
Online ISSN: 1881-0225
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 論文
専門分野: 画像・映像処理
キーワード: スケーラブル符号化,
輝度補償,
Implicitモード,
レイヤ間相関,
本文: PDF(654.1KB)
あらまし: H. 264/AVCのスケーラブル拡張方式SVCは,時間方向の輝度変化に対して高性能な動き予測を可能とする輝度補償機能をもつ.現在のSVCのPスライスでは,輝度変化補正に必要な輝度補償係数を符号化するExplicitモードの使用が規定され,スライスごとに同係数を割り当てる.この方法は,フラッシュ映像のように領域ごとに輝度変化が異なるシーンでは,輝度変化を十分に補正できない.細かい領域ごとに割り当てることもできるが,その場合はオーバヘッドが膨大となってしまう.そこで本論文では,空間スケーラビリティをもつSVCの拡張レイヤ内Pスライスにおいて,小画像領域ごとに輝度補償係数を割り当て,かつ同係数を符号化しないImplicitモードによる輝度補償法を提案する.Implicitモードの実現には,符号化対象領域の輝度値の推定が課題となるが,提案手法ではSVCの各レイヤの輝度値の相関性を利用し,その課題を解決する.提案手法は,SVC参照エンコーダJSVMと比較して,最大9.52%の符号量削減を達成した.また,復号負荷増大を抑制する拡張方法も考案し,その手法ではJSVMと同程度の復号負荷で最大5.89%の符号量削減を実現した.
|
|