GPS初期位置算出時間(TTFF)短縮のための軌道情報伝送方法

坂井 丈泰  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J91-B   No.4   pp.479-486
発行日: 2008/04/01
Online ISSN: 1881-0209
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 航行・誘導・制御方式
キーワード: 
GPS,  TTFF,  衛星航法,  航行エレクトロニクス,  

本文: PDF(659.5KB)
>>論文を購入


あらまし: 
GPS受信機の電源投入後に最初の位置情報が出力されるまでの時間を意味する初期位置算出時間(TTFF)は,GPS信号を捕そくするまでの時間と,航法メッセージの受信に要する時間により決まる.前者については各種の高速化手法が提案されてきているが,後者を短縮する手法については別途の高速回線で伝送する以外には検討例がない.GPSの応用の拡大に伴いTTFFの短縮が一つの課題となっていることから,低速回線のみにより,所要の軌道情報を取得するまでの時間を短縮する方法を検討した.静止衛星を用いる広域補強システムSBASが実用化されつつあることから,SBASに応用可能な手法を提案する.本手法は,我が国が開発を進めている準天頂衛星(QZSS)補強信号(L1-SAIF)にも応用可能である.