MANETにおける距離と電池を考慮したブロードキャスト手法

笠松 大佑  篠宮 紀彦  太田 理  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J91-B   No.4   pp.364-372
発行日: 2008/04/01
Online ISSN: 1881-0209
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (ネットワークソフトウェア論文特集)
専門分野: 
キーワード: 
MANET,  ブロードキャスト手法,  電池残量,  

本文: PDF(857.2KB)
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あらまし: 
本論文では,MANET (Mobile Ad-hoc Networks)を対象としたソフトウェアシステムにおいて,各ノードの電池残量と中継距離を考慮して,高到達率,低ネットワーク負荷,低遅延でネットワーク全体へパケットをブロードキャストする手法を提案する.これまでに,数々のブロードキャスト手法が提案されている.しかし,それらのほとんどはノードの電池残量を考慮していないので,時間経過に伴い到達率が低下するおそれがある.一方,ノードの電池残量を考慮した手法としてFBC (Fair Battery Consumption)手法が提案されている.しかしながら,時間経過に伴う電池残量の平滑化のために電池切れノード数が急増するおそれがある.シミュレーションにより,提案手法と既存手法とを比較し,提案手法の有効性を確認した.