路側観測可能な挙動指標を用いて車両の制動距離を推定する方法

須藤 晃成  入谷 忠光  山中 英生  三谷 哲雄  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J91-A   No.8   pp.798-807
発行日: 2008/08/01
Online ISSN: 1881-0195
Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 論文
専門分野: 高度交通システム(ITS)
キーワード: 
ITS,  距離推定,  停止予測,  制動距離,  距離速度計測,  

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あらまし: 
国家事業として国土全域に至る交通安全施設の高度化が進められる一方で生活道路など信号機のない交差点においては,交差点未認識などの単純な出会い頭事故が後を絶たず早急な対策が求められる.その対策として従来,路側から車両の制動距離をセンシングする技術が不可欠であったが,路面状況や車両特性及びドライバといった様々なパラメータが瞬時に変化することから移動体の挙動を推定することは困難とされていた.今回,路側からレーダにて測定可能な距離と速度の挙動指標を用いて,減速度が一定として算出していた従来の方法より精度の良い一次遅れ系モデルを提案する.本モデルは減速開始から停止するまでの時間の約25%以下の時間で誤差1 m以内の精度で制動距離を推定する方法として提案する.