ウィンドウ演算のための最適スケジューリング・メモリアロケーション

小林 康浩  張山 昌論  亀山 充隆  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J90-D   No.5   pp.1178-1193
発行日: 2007/05/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 論文
専門分野: VLSIシステム
キーワード: 
画像処理,  ウィンドウ演算,  ハイレベルシンセシス,  相互結合網,  

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あらまし: 
画像処理向けプロセッサの設計に関する問題点の一つは,単純な相互結合網をもち並列アクセスを可能と するメモリシステムの最適設計である.本論文では,任意の形状のウィンドウが与えられた場合に処理時間制約の範囲内でメモリモジュール数とPE (processing element)数が最小となる効率 的なスケジューリングとメモリアロケーションについて述べる.本論文では,ウィンドウ演算をもとにした画像処理の規則性を利用した効率的な探索方法についても述べる.実用的な例として,高安全自動車用道路抽出プロセッサ,動き検出用オプティカルフロー抽出プロ セッサ,三次元情報取得用ステレオマッチングプロセッサに関して説明する.基本的な探索手法を用いた場合,これらの例の最適なスケジューリングと最適な メモリアロケーションを実用的な時間で求めるこ とができない.これに対して,本提案の探索手法を用いた場合は1 s未満で最適解を求めることができる.