パケットマージ手法における出力パケットレートに基づくパケット結合方式の検討

篠宮 俊輔  山岡 克式  酒井 善則  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J90-B   No.3   pp.221-234
発行日: 2007/03/01
Online ISSN: 1881-0209
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 基礎理論
キーワード: 
パケットマージ,  パケットスロットリング,  パケット交換ネットワーク,  通信品質改善,  

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あらまし: 
筆者らの研究するパケットマージ手法は,高パケットレートのトラヒックが引き起こすルータの待ち行列の伸長・バッファあふれにより引き起こされる,遅延の増大・パケットロス増加といったネットワークの品質劣化を,パケットを結合してそのパケットレートを引き下げることにより改善する.その一方,パケットの結合は,後続のパケットとの待合せを伴い,それ自体が新たな遅延発生原因の一つとなるため,本手法による改善と手法上発生する遅延はトレードオフの関係にある.そのため,通信品質改善には適切なパケットの結合方式とその適用及び制御パラメータの設定が重要である.本論文では,パケットの結合方式として,変動するトラヒックに対しパラメータ制御が容易なスロットリング方式を提案し,提案方式とパケット交換機の性能,トラヒックの関係を明らかにし,その有効性を確認する.