ランダムパターン背景を用いた視体積交差法のためのシルエット欠損修復

豊浦 正広  飯山 将晃  角所 考  美濃 導彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J89-D   No.11   pp.2413-2424
発行日: 2006/11/01
Online ISSN: 1881-0225
DOI: 
Print ISSN: 1880-4535
論文種別: 論文
専門分野: 画像認識,コンピュータビジョン
キーワード: 
視体積交差法,  シルエット欠損修復,  物体色推定,  ランダムパターン背景,  

本文: PDF(781.6KB)
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あらまし: 
視体積交差法は,複数のカメラで得られるシルエットから対象物体の形状を復元する手法である.視体積交差法では,物体色と背景色が近い場合にシルエットが大きく欠損し,その結果,復元形状も欠損するという問題点がある.そこで本研究では,ランダムパターン背景を用い,物体色によらず一定以上の割合で正しくシルエットを抽出できるようにすることを提案する.更に,この処理によって残るシルエット欠損について,複数のカメラが同じ物体を観測していることを利用して,物体色を推定し,これと背景色を比較して修復することで,更に欠損を少なくする.実験では,シルエットを手動で抽出したときの復元形状と提案手法で得られる復元形状との比較を行い,提案手法によりシルエット欠損が修復され,その結果,復元形状も同時に修復されることを確認する.