マクロタスク間におけるデータ転送方式の比較評価

安福 健太  岩井 啓輔  森村 知弘  天野 英晴  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J88-D1   No.10   pp.1491-1502
発行日: 2005/10/01
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Print ISSN: 0915-1915
論文種別: 論文
専門分野: コンピュータシステム
キーワード: 
データ転送,  共有メモリ,  マクロデータフロー,  マルチプロセッサ,  

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あらまし: 
マクロデータフロー並列処理手法では,マクロタスクと呼ばれる処理のブロックを各プロセッサに割り当て,それぞれ並列実行する.マクロタスク間にはデータの依存性が存在し,このデータの受渡しに要するデータ転送のオーバヘッドは,性能を大きく左右する.データ転送をどのように行うかは様々な方式が考えられるが,本論文では,各種共有メモリとデータ転送用ハードウェアの組合せを複数提案し,実アプリケーションによる評価から検討を行った.その結果から,データを必要とするPEの分散共有メモリを介してデータの授受を行う方式が最も性能がよいことを確認した.また,データ転送の際に転送専用のハードウェアを用いることによって,更にデータ転送のオーバヘッドを削減できることを確認した.