TSOBSネットワークにおいてHead GapとTail Gapを考慮してバースト信号転送数の増加を図ったスケジューリングアルゴリズム

伊藤 隆範  石井 大介  岡崎 浩平  笹瀬 巌  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J88-B   No.8   pp.1422-1433
発行日: 2005/08/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 交換
キーワード: 
OBSネットワーク,  IP over WDM,  競合回避,  スケジューリング,  

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あらまし: 
本論文では,TSOBS(Time Sliced Optical Burst Switching)ネットワークにおいて,バースト信号棄却率特性及びタイムスロット使用率特性を改善するために,バースト信号を割り当てることによって新たに生成されるhead gapとtail gapを考慮することによりバースト信号転送数の増加を図ったスケジューリングアルゴリズムを提案する.バースト信号を割り当てる場合,提案スケジューリングアルゴリズムは,head gapとtail gapを考慮して,割当可能な全タイムスロットの中で新たに生成されるgapがより小さくなるタイムスロットを選択する.これにより,提案スケジューリングアルゴリズムでは,他のタイムスロットにより長いgapが残るため,長いバースト信号が割り当てられる可能性が増加する.計算機シミュレーションにより,バースト信号棄却率,平均システム遅延及びタイムスロット使用率に関して,提案スケジューリングアルゴリズムと従来スケジューリングアルゴリズムの特性を比較する.その結果,提案スケジューリングアルゴリズムは,従来スケジューリングアルゴリズムと比較して平均システム遅延特性のわずかな劣化でバースト信号棄却率特性及びタイムスロット使用率特性を改善できることを示す.