奥行測定分解能を考慮した距離画像の効率的準可逆符号化法

仲地 孝之  江村 暁  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J88-A   No.11   pp.1207-1215
発行日: 2005/11/01
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Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 特集論文 (スマート信号処理とその画像・音声処理への応用論文小特集)
専門分野: 画像
キーワード: 
距離画像,  画像符号化,  準可逆符号化,  JPEG-LS,  三次元,  

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あらまし: 
物体の三次元形データを計測した距離画像は,画像の各画素に対象物体までの距離を格納したものであり,CAD/CAM(computer aided design/manufacturing),マルチメディア,バーチャルリアリティなど数多くの分野で利用されている.より完全に近い三次元世界の情報を記録・伝送しようとするならば,複数視点での距離画像が必要であり,そのためには膨大な距離画像を効率的良く圧縮する必要がある.本論文では,距離画像センサがもつ計測誤差に注目し,効率的に距離画像を符号化する準可逆符号化法を提案する.最初に,符号化で使用することを前提にし,距離画像センサの測定原理に基づくシンプルな測定誤差モデルを導出する.この解析結果を用いて,距離に応じてひずみを制御する準可逆符号化法を提案する.実際にレンジファインダにより測定した距離画像に対してシミュレーションを行い,提案法の有効性を検証した.