セルラシステムにおけるトラヒックの長期依存性出現及び強調

武次 潤平  原 晋介  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J87-A   No.7   pp.1017-1026
発行日: 2004/07/01
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Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 論文
専門分野: 移動情報通信・パーソナル通信
キーワード: 
セルラシステム,  長期依存性,  TDMA,  DS-CDMA,  再送,  

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あらまし: 
近年,有線通信システムのトラヒックに長期依存性(自己相似性)が現れ,システム特性に悪影響を与えることが報告されている.一方,移動通信で用いられているセルラシステムは,構成要素とその局所的な相互作用によって成り立っていることから,複雑系の現象の一つとして長期依存性がトラヒックに現れる可能性がある.本論文では,セルラシステムのトラヒックにおいて,通信中ユーザ間の干渉が引き起こすデータの再送により長期依存性の出現及び強調が起こることを示す.更に,強制切断,及び再送へのバックオフの適用が,その長期依存性の出現及び強調に与える影響について検討する.