連続音声認識システムにおけるfactoringテーブルのコンパクト化と不要単語仮説のガーベジコレクション

小窪 浩明  林 輝昭  山本 博史  菊井 玄一郎  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J86-D2   No.6   pp.787-795
発行日: 2003/06/01
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 音声,聴覚
キーワード: 
音声認識,  省メモリ,  木構造辞書,  単語仮説,  ガーベジコレクション,  

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あらまし: 
連続音声認識システムの省メモリ化を目的として,単語グラフに登録される単語仮説の仮説数削減と木構造辞書のfactoringテーブルのメモリ削減について検討した.単語グラフ内の単語仮説に対して後続仮説数に関する属性をもたせることにより,pruningで不要となった単語仮説を効率良く特定し,ガーベジコレクションを行う.この処理により,単語仮説生成に必要なメモリサイズを127 MByteから6.9 MByteへと削減した.また,factoringテーブルに格納するbigramの値をPOS bigramで近似することによって,認識性能をほとんど劣化させることなくfactoringテーブルのメモリサイズを56 MByteから19 MByteへと削減することができた.これらのメモリ削減を行った結果,デコーダの消費メモリサイズは246 MByteから113 MByteへと削減された.