GAスケジューリングによるリアルタイムマルチプロセッサ自動合成システム

西門 秀人  瀬戸 与志孝  池田 哲崇  加藤 俊之  山内 寛紀  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J85-C   No.12   pp.1216-1228
公開日: 2002/12/01
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Print ISSN: 1345-2827
論文種別: 論文
専門分野: 集積エレクトロニクス
キーワード: 
ハードウェア/ソフトウェア自動合成,  マルチプロセッサシステム,  自動並列化コンパイラ,  システムオンチップ,  遺伝的アルゴリズム,  

本文: PDF(578.8KB)
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あらまし: 
C言語で記述されたプログラムからリアルタイム処理向けマルチプロセッサシステムの自動合成を行うシステムを提案する.本システムは,はじめに逐次処理のC言語で書かれたプログラムから並列性を自動抽出し,タスクスケジューリングを行う.スケジューリングでは,遺伝的アルゴリズムのもつ多点探索性を生かして,指定したリアルタイム条件を満たす最小数のプロセッサ生成とそのスケジューリングを同時に行う.また,通信ポートをもつRISC型のプロセッサエレメント(PE)をHDLで記述しておき,スケジューリング結果をもとにPE間接続を行うネットリストを自動生成することで完全なマルチプロセッサシステムを生成する.更に,各PEの実行コードの生成,データ通信時の通信プロセスと同期コードの自動挿入を行い,完全な並列化実行コードを生成する.以上により,並列実行を意識せずに記述したプログラムから,マルチプロセッサシステムのハードウェア・ソフトウェアの両方を同時に自動生成することが可能となる.その実験例として,FFTプログラムから自動生成したマルチプロセッサVLSIについて示す.