高次モード抑圧形複モードホーンアンテナ

出口 博之  辻 幹男  繁沢 宏  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J85-B   No.5   pp.810-816
発行日: 2002/05/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: アンテナ,伝搬
キーワード: 
ホーンアンテナ,  開口能率,  交差偏波,  テーパ導波管,  

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あらまし: 
これまでに提案されている複モード円すいホーンアンテナでは,開口面上の波面が球面となるため,開口面位相誤差によって能率が低下していく.本論文では,能率を改善し同時に交差偏波成分も低減させるような開口面分布が得られる新しい複モード円すいホーンアンテナの一構成法を提案している.本法においては,円筒導波管の遮断特性に着目してアンテナ全体を多数の区間に分割し,各区間の形状をその区間内で新たに発生する高次モードだけを制御することにより順次設計していく.これにより,低交差偏波特性を得るために必要な円筒モードだけを励振し,球面波面となる高次のモードを抑圧する設計が可能となる.本法の有効性は,数値計算結果並びに試作したアンテナのX帯での放射パターンの測定評価によって検証している.