CDMA/TDD方式におけるマルチメディア通信対応型下りリンクビーム形成法

原 嘉孝  朴 徳圭  神尾 享秀  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J85-B   No.2   pp.227-240
発行日: 2002/02/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: アンテナ,伝搬
キーワード: 
移動通信,  CDMA,  下りリンクビーム形成,  RAKE受信,  送信電力制御,  

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あらまし: 
TDD(Time Division Duplex)型CDMA(Code Division Multiple Access)方式における下りリンクビーム形成法の提案を行う.提案ビーム形成法はマルチメディア通信環境において各ユーザの様々な要求SINR(Signal-to-Interference-plus-Noise power Ratio)を満たし,なおかつ基地局からの総送信電力の最小化をめざすビーム形成法である.ビーム形成過程ではユーザの要求SINR及び端末でのRAKE受信におけるフィンガ数を考慮したビーム形成を行う.このようなビーム形成により送信電力制御時における基地局からの総送信電力の低減をめざす.性能評価の結果,様々な伝送速度の端末が混在する環境において,提案方法はシステム容量の向上を可能とすることがわかった.特に,トラヒックが一つのセルに集中する状況下では提案ビーム形成法が有効に動作することがわかった.