リンクの寿命とノードの負荷を考慮したアドホックルーチングプロトコルの特性評価

箱田 純一  上原 秀幸  横山 光雄  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J85-B   No.12   pp.2108-2118
発行日: 2002/12/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 特集論文 (無線アドホックネットワーク技術論文特集)
専門分野: ルーチング
キーワード: 
アドホックネットワーク,  無線マルチホップネットワーク,  ルーチング,  リンクステート,  ノードステート,  

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あらまし: 
アドホックネットワークは,その性格上端末の移動によるリンクの切断やトラヒックの集中によるパケットの衝突によって性能が劣化する.そのため最短パスによるルーチングではなく,リンクやノードに重みを与えて,寿命の長いルートを探索するルーチングプロトコルや,トラヒックの分散を考慮したルーチングプロトコルが有効となりうる.そこで本論文では,寿命の長いルートを探索するためにリンクの寿命を表す指標として既に提案されている通信可能時間に基づくルーチング法において,三つのルート選択方法について検討している.次に,ノードの負荷を表す指標としてビジー割合に基づくルーチング法を提案している.計算機シミュレーションにより,二つのルーチング法によって構築されたルートの基本特性を明らかにしている.