多段構成干渉キャンセラを用いたDS-CDMAシステムにおける高電力狭帯域干渉の除去

北野 豊和  原 晋介  森永 規彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J85-B   No.11   pp.1895-1903
発行日: 2002/11/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 無線通信技術
キーワード: 
DS-CDMAシステム,  CDMAオーバレイ,  狭帯域干渉,  狭帯域干渉キャンセラ,  

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あらまし: 
無線周波数資源がひっぱくする昨今の状況により,広い帯域を有するDS-CDMA方式に基づく無線通信システムに独自に周波数帯域を割り当てることは困難となってきている.このため,DS-CDMAシステムを既存の狭帯域無線システムの帯域上で運用することが考えられている.しかし,既存狭帯域無線システムがDS-CDMA信号の品質を損なわない程度の送信電力で運用されるとは限らず,DS-CDMA信号に高電力の干渉を与えることが十分考えられる.DS-CDMAシステムでは帯域内に一つでも狭帯域干渉が存在すると全ユーザが影響を受けるため,DS-CDMA信号を復調する前に狭帯域干渉を除去することが望ましい.本論文では,干渉信号の狭帯域性とキャリヤ周波数に関する事前情報を利用した狭帯域干渉キャンセラを提案し,DS-CDMA信号に対する高電力狭帯域干渉の除去方法について述べる.