低アンテナ高基地局によるマイクロセルの見通し外時空間伝搬特性

関澤 信也  平 和昌  神尾 享秀  水野 光彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J84-B   No.9   pp.1654-1663
発行日: 2001/09/01
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: アンテナ,伝搬
キーワード: 
移動通信,  マイクロセル,  時空間伝搬特性,  遅延-方位角プロファイル,  伝搬モデル,  

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あらまし: 
陸上移動通信におけるマルチパスフェージング対策技術として,等化器を結合させたアダプティブアレーアンテナが検討されている.このような時間,空間処理によるフェージング対策技術のハード化及び適応アルゴリズム開発を行うためには,多重波の遅延時間及び到来方向特性などの伝搬路の時空間特性を明確にする必要がある.今回,低アンテナ高基地局を用いたマイクロセルにおいて,見通し内及び見通し外伝搬の3.35 GHz帯時空間伝搬特性を測定し,それぞれの伝搬路の特徴を示した.見通し外伝搬については時空間特性の測定結果をモデル化し,到来波の角度広がり及び遅延広がりなどを定量的に評価した.また,計算機シミュレーションなどで時空間処理によるフェージング対策技術の伝送特性を評価する際,フェージングの条件設定の参考となる遅延-方位角プロファイルの一例を示す.