FIRモデルパラメータ推定法による磁気雑音補償

稲葉 敬之  嶋 明弘  小西 雅春  高田 潤一  荒木 純道  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J84-A   No.3   pp.341-350
発行日: 2001/03/01
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 論文
専門分野: VLSI設計技術とCAD
キーワード: 
FIRモデル,  磁気雑音補償,  FOM,  最小2乗法,  

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あらまし: 
航空機などに搭載される磁気センサによる磁気双極子目標(沈没船など)の検出を行う(磁気異常検出)分野において使用される磁気雑音補償法として,スカラ磁気センサを対象とした2次形式補償法が報告されている.しかし,超伝導量子干渉素子のような超高感度のベクトル磁気センサを使用するためには,3軸ベクトル磁界から高精度のスカラ磁界(磁界の強さ)を得る必要がある.また,2次形式補償においては補償パラメータ推定用データ取得のために,プラットフォーム搭乗員に負担の大きな特別な飛行が必要となるという課題がある.本論文においては,3軸のベクトル磁気センサを対象として特別な飛行を行うことなく磁気雑音補償を可能とするFIR(Finite Impulse Response)モデルパラメータ推定法を提案する.実験データにより提案するFIRモデルパラメータ推定法の有効性を確認した.