広域複数レーダによる旋回複数目標追尾

亀田 洋志  辻道 信吾  小菅 義夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J83-B   No.12   pp.1747-1759
発行日: 2000/12/25
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DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 航行・誘導・制御方式
キーワード: 
多目標追尾,  旋回目標,  広域複数レーダ,  カルマンフィルタ,  多重運動モデル,  

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あらまし: 
旋回目標への対処アルゴリズムとして多重運動モデルによる様々な追尾方式が提案されている.しかし遠方目標の追尾では,観測誤差の影響により目標の運動変化を正確に把握できず,追尾維持が困難となる.この問題を軽減するため本論文では,広域複数レーダの観測データを使用する多重運動モデルによる追尾方式を示す.この実現のためには,追尾フィルタの観測モデルに目標の状態変数ベクトルと観測ベクトルの間の座標軸のずれを取り入れる必要がある.本論文では,複数箇所に設置されたレーダの観測情報を利用するIMM-JPDA(Interacting Multiple Model Joint Probabilistic Data Association)を検討した.本手法の有効性を評価するために計算機シミュレーションを行った.その結果,従来の単一運動モデルのみによるJPDA方式に比べて追尾性能が向上することを明らかにした.