LIFSを用いた被写体輪郭線の高精度な抽出

井田 孝  三本杉 陽子  渡邊 敏明  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J82-D2   No.8   pp.1282-1289
発行日: 1999/08/25
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Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 画像処理,画像パターン認識
キーワード: 
フラクタル,  自己相似構造,  物体抽出,  セグメンテーション,  画像符号化,  

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あらまし: 
被写体の輪郭線の概形が与えられたときに,その位置のずれを自動的に補正する 新しい手法の提案である. 提案手法では,まず,濃淡画像フラクタル符号化で用いられている方法で, 対象画像からその自己相似構造を抽出する. 次に,その自己相似構造を反映したLIFS(Local Iterated Function Systems) 変換を用いて被写体領域を表すアルファマップを整形する. 実験により,変換を反復することで, アルファマップの輪郭線が被写体の輪郭線に漸近し, 滑らかな曲線部分だけでなく,角の部分も正しく補正されることを確認した. 提案手法を用いれば,例えば,マニュアル操作等で被写体の概形を入力するだけで, 高い精度の輪郭線が得られる.