高速K-means法を用いたカラー画像の色量子化

春日 秀雄  山本 博章  岡本 正行  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J82-D2   No.7   pp.1120-1128
発行日: 1999/07/25
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Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 画像処理,画像パターン認識
キーワード: 
色量子化,  Kクラスタリング,  K-means法,  高速K-means法,  

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あらまし: 
カラー画像の多くは,24ビットの色情報をもつ. しかし,そこまでの色情報が必ずしも必要とは限らない. 本論文では,約1667万の色情報をもつフルカラーの画像の色を256程度に量子化するアルゴリズムを提案する. フルカラーの画像を色量子化するにあたっては,量子化した代表値と実際の画素 値の誤差の2乗の和が最小になるような値を求めた. そのための手法としては,高速なK-means法を用いた. K-means法におけるK個のクラスタを,クラスタ中心(重心)をもとに大まかに分 類することにより,距離計算回数を減らし,高速化を図っている. この高速化K-means法は,Kの数が大きいときに特に効果的で,本論文で実験したように,K=256といった場合で,4分の1以下の実行時間になった.