合焦法遠距離計測のためのスクリーン投影型画像観測系の提案

大原 知之  三輪 道雄  石井 雅博  小池 康晴  佐藤 誠  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J82-D2   No.10   pp.1750-1757
発行日: 1999/10/25
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Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 特集論文 (知能情報メディア論文特集)
専門分野: ビジュアルセンシング
キーワード: 
スクリーン投影型画像観測系,  合焦法,  遠距離計測,  

本文: PDF(1.4MB)
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あらまし: 
本論文では,合焦法を用いて遠距離計測を行うために新たな画像観測系を提案 する.合焦法とは,同一シーンに対して異なる焦点位置の画像を複数枚撮影し ,そのボケの変化を分析することで奥行を求める手法である.この手法は, 撮影した画像を拡大・縮小するだけで各画像間の画素の対応付けを行うことが できるため,ステレオ視のような画素の対応付け問題がほぼ回避できる.しか し遠距離にある対象を広い画角で撮影すると被写界深度が深くなり,遠距離の 計測は困難であった.そこで本論文では,スクリーン投影型画像観測系を新た に提案する.提案観測系ではいったんスクリーン上に画像を投影し,その投影画像 を背面からCCDカメラで撮影する.そのため,被写界深度を浅くするために 焦点距離の長いレンズを用いても,広い画角で撮影することができる.本論文 では実際にスクリーン投影観測系を試作し合焦法による遠距離計測に対して有 効であることを確認した.