マルチメディア信号処理仕様からのデータ駆動プログラムの 直接生成手法

唐澤 圭  岩田 誠  寺田 浩詔  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J82-D1   No.5   pp.603-612
発行日: 1999/05/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1915
論文種別: 論文
専門分野: ソフトウェア基礎
キーワード: 
プログラム直接生成,  データ駆動プログラム,  マルチメディア信号処理,  HDTV信号デコーダ,  

本文: PDF(881.5KB)>>
論文を購入




あらまし: 
マルチメディア信号処理を対象とした高位水準の図的な仕様記述からパイプライン並列に実行可能なプログラムを直接生成する手法を提案する.本手法は,既存のDSPプログラムでは不可欠な割込みやスケジューリングのための余分なコードを全く付加しなくとも,仕様に内在する並列処理性をそのまま保存した動的データ駆動型並列処理プログラムを生成可能である.したがって,対話的に仕様の追加・変更を許す,柔軟なソフトウェア開発環境を構築する上での基礎的な手法になり得る.本論文では,複合的なデータストリームとその操作の階層的な図的仕様記述法,並びに,その動的データ駆動型解釈法を提案した後,これらに基づくプログラム生成手法を提案する.最後に,HDTV信号デコーダをデータ駆動型マルチメディアプロセッサDDMP上でソフトウェア実現する過程に適用した結果を述べて,本手法の実用性を論じる.