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構内における1.9 GHz帯電波伝搬特性と損失層モデルによる樹木損失評価
多賀 登喜雄
市坪 信一
小川 恭孝
伊藤 精彦
誌名
電子情報通信学会論文誌 B Vol.J82-B No.8 pp.1538-1548
発行日: 1999/08/20
Online ISSN:
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: アンテナ,伝搬
キーワード: マイクロセル,
構内伝搬,
樹木損失,
損失層モデル,
幾何光学計算,
本文: PDF(1.2MB)
あらまし: 大学構内等における最適なマイクロセルの設計には,比較的大きな開放的空間の中に学舎等の大きな建物と多くの樹木が散在する伝搬環境内での伝搬特性を明らかにすることが必要である.本論文では,まず,北海道大学構内に1993年より1994年まで実験用に設置した7基の1.9 GHz帯PHS基地局の放射電波に対し,舗装されていない庭園的エリア(草地,砂利道)や林,植込み,起伏のある場所等でも実施可能な受信レベル中央値測定法を提案し,その有効性について論じる.次に,構内系伝搬路内にある樹木による伝搬損失増加を定量評価するため,樹木等による損失を伝搬パス長の単位長さ当りの損失に置き換えた損失層モデルに幾何光学的2波モデル計算を併用する伝搬モデルを提案し,推定した受信レベルと測定値との比較を行い,その有効性を明らかにする.構内における樹木による伝搬損失増加は,本損失層モデルによる樹木層の単位長損失を,基地局アンテナが学舎屋上に設置される場合には約0.1 dB/m,キャンパス内公衆電話ボックスに設置される場合には0.07〜0.09 dB/mとすることにより推定可能である.
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