FDTD法を用いたキャビティ付きスロットアンテナの特性評価法に 関する比較検討

日景 隆  大宮 学  伊藤 精彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J82-B   No.5   pp.1038-1045
発行日: 1999/05/25
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: アンテナ,伝搬
キーワード: 
時間領域解析,  FDTD法,  マイクロ波送電,  キャビティ共振器,  スロットアンテナ,  

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あらまし: 
キャビティ付きスロットアンテナの特性評価にFDTD法を適用することで, 給電構造を考慮した設計が可能である. 本論文においては, キャビティ付きスロットアンテナの設計・解析に適した給電モデルを明らかにする. 給電モデルとしてギャップ電圧モデル及び同軸モデルを使用し, その解析結果を比較検討する. 入力特性解析結果から, 同軸モデルではギャップ電圧モデルに比較して少ないタイムステップ数で 特性評価が可能であることを明らかにした. 放射指向特性評価では,正弦波励振した場合の絶対利得評価法を示した. 絶対利得解析結果から,同軸モデルでは15周期程度で値は収束し, その指向性は実験結果と一致すること, ギャップ電圧モデルでは絶対利得の値が振動する現象が観測されることを示した. これら特性評価比較結果から, キャビティ付きスロットアンテナのFDTD解析には, 給電モデルとして同軸モデルが適していることを明らかにした.