ユーザQoSを考慮した動的帯域管理方式の性能評価

渡辺 啓  馬場 健一  村田 正幸  宮原 秀夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J82-B   No.4   pp.549-559
発行日: 1999/04/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 交換,通信処理
キーワード: 
動的帯域管理,  料金制度,  サービス品質,  帯域再交渉,  公平性,  

本文: PDF(289.7KB)>>
論文を購入




あらまし: 
新しい帯域管理方式として, さまざまなアプリケーションが要求するサービス品質(QoS)を考慮しつつ, 呼の接続中にもユーザと網との間で帯域を再交渉することにより, 効率の良い帯域割当てを行う動的帯域管理方式が提案されている. しかしながら, 従来の評価は単一リンクモデルにとどまっていた. そこで本論文では, より一般的な形状をもつネットワークに対する動的帯域管理方式を拡張している. 管理方式として, 管理センタの存在を仮定した集中型, 及び情報の交換によって帯域を決定していく分散型の帯域管理方式を提案し, その有効性をシミュレーションにより評価している. その結果, 提案した動的帯域管理方式によって, ネットワークの利用状況にVP容量を適応させつつ, ユーザの効用を最大化するような帯域割当てが可能であることを示している.