ニューラルネットワークを用いたトラヒック予測器とその特性

戸出 英樹  岩本 厚志  池田 博昌  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J82-B   No.2   pp.208-216
発行日: 1999/02/25
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Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 通信網,通信サービス
キーワード: 
トラヒック予測,  ニューラルネットワーク,  線形予測,  誤差逆伝搬,  

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あらまし: 
超高速ネットワークにおいては,瞬時に多量のデータを伝送・処理する必要があるため, 過去のトラヒックの状況を把握し将来を予測する技術が重要となる. 本研究では,トラヒック予測技術としてニューラルネットワークを使用する予測法を取り上げ, 基本ニューラル予測システムに対するいくつかの改良法を提示し, 現在有効なトラヒックの予測法として考えられている線形予測との予測性能の比較を通じて ニューラル予測システムの有効性を明らかにする. 具体的には, 短期時間相関性を有する映像トラヒックモデルと長期時間相関性が確認されている 実測LANトラヒックデータに対する予測性能を平均2乗誤差の面から評価し, 前者に対しては,ニューラル予測は,ARMAモデルを用いた線形予測とほぼ同等の予測性能を示し, 後者に関しては,予測誤差入力によりニューラル予測が傾向変動を的確にとらえ, 線形予測以上の性能を示すことを確認した.