マルチグループ通信システムの構成法の提案と評価

若原 俊彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J82-B   No.1   pp.31-42
発行日: 1999/01/25
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DOI: 
Print ISSN: 1344-4697
論文種別: 論文
専門分野: 通信方式,通信伝送機器
キーワード: 
マルチグループ通信,  マルチメディア,  ATM,  マルチポイント,  マルチコネクション,  

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あらまし: 
近年,パソコンやワークステーションのマルチメディア化が進むとともに,これらを相互に接続するネットワークもATM-LANなどマルチメディアネットワークの導入が進んでいる.本論文は,ATMの片方向や双方向対称/非対称等の多様なコネクションを用いて通信網を有効に利用し,多人数のパネルディスカッションなどリアルタイムの会議サービスを提供するマルチグループ通信システムを提案し,システム構成法及びその評価について述べたものである.本システムでは,参加するメンバをグループ化し,それぞれのメンバ間の結合度の強さによりグループのコネクションを双方向,片方向などのATMコネクションを用いることとし,結合度の異なるメンバ間通信を行うのが特徴であり,メンバの発言比率などを考慮してマルチグループを構成する.全体の制御は,強結合であるグループ1の議長が会議の進行や発言制御などを行う.本システムの実現例として,通信処理サーバを用いた具体構成例を示すとともに,本マルチグループでのコネクション利用の効率化及びメンバ間結合度を発言比率により評価し,本システムの有効性を示した.