Tikhonov-Phillips正則化とGCVによる疎データCT像再構成プラズマ画像への応用

寺崎 奈緒美  岩間 尚文  細田 陽介  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J81-D2   No.1   pp.93-100
発行日: 1998/01/25
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Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: コンピュータグラフィックス(CG)
キーワード: 
計算機トモグラフィー,  少数投影,  線形正則化,  特異値分解,  統計学的最適化,  

本文: PDF(630KB)
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あらまし: 
投影データが少数で角度制限や雑音もある条件下での計算機トモグラフィーについて,像再構成とその最適化のためにTikhonov-Phillips正則化法と最小GCV規準を採用し,投影データ数・画素数ともに数百のプラズマ撮像系について実験データ処理とシミュレーションを行った.線形解法特有のフーリエ式基底および展開係数など像合成の数理的内容に踏み込む分析を行った結果,Phillips式の微分演算子によって画像の基底系が特に低周波基底において著しく改善され,データ劣化に強い像再構成特性がもたらされると共に,GCVが正則化パラメータ値および評価関数の型の選択規準として適切に画像圧縮を指示する様子が明らかになった.一つの疎データCTにおけるこの線形代数学的解法の特性と有効性が実験的に示される.