NMRフレネル変換映像法における特徴磁界不完全性による再構成画像への影響の低減

神崎 修大  田島 重幸  伊藤 聡志  上村 佳嗣  山田 芳文  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J81-D2   No.12   pp.2867-2874
発行日: 1998/12/25
Online ISSN: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 医用工学
キーワード: 
NMR,  フレネル変換映像法,  

本文: PDF(619.6KB)
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あらまし: 
新方式のNMR映像法であるフレネル変換映像法においては,その中心位置を空間的に移動させることができる2次関数状の非線形こう配磁界(以下,特徴磁界と呼ぶ)を使用する.特徴磁界は平行四角柱コイルを用いて発生させるが,フレネル変換映像法を実用的なものにするためには,この平行四角柱コイルの静磁界方向の長さはできるだけ短くする必要がある.しかし,平行四角柱コイルの長さを短くすると,静磁界に直交する方向に走るコイル辺により発生される磁界の影響で,再構成映像に大きなひずみが発生したり,極端な場合には映像再構成が不可能になる.本論文では,この影響を低減する方法の一つとしての平行四角柱コイルに流す電流を反転する電流反転法を用いた.また,電流反転法を用いた場合の平行四角柱コイル,同走査コイルの最適設計について検討し,特徴磁界の不完全性の影響が低減できることをシミュレーション及び実験により確認した.