ゲーティング法を用いたMUSICアルゴリズムに関する検討

田辺 康彦  大島 功三  小川 恭孝  伊藤 精彦  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J81-B2   No.7   pp.725-728
発行日: 1998/07/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1877
論文種別: レター
専門分野: 
キーワード: 
時間領域推定,  MUSICアルゴリズム,  高分解能推定,  ゲーティング法,  Root-MUSICアルゴリズム,  

本文: PDF(200.2KB)>>
論文を購入




あらまし: 
多重波伝搬構造の解明や電磁波回路の時間領域推定において,MUSICアルゴリズムあるいはRoot-MUSICアルゴリズムは高分解能な推定を実現することが可能である.しかし,これらのアルゴリズムでは推定できる信号数に制限があると共に,信号数の増加に伴い推定精度が劣化してしまうという問題点がある.その解決法として,高分解能推定を行いたい部分に時間領域でゲートを掛けることにより信号数を減少させ,そのデータに上記アルゴリズムを適用する手法が提案されている.ところがゲートの幅を狭くしすぎると周波数領域データが著しく変化するため,正確な推定を実現することが不可能になってしまう.本論文では,ゲーティング法を併用する際の許容されるゲート幅の下限について,Root-MUSICアルゴリズムを用いて論じている.