レーダと角度センサを用いた急旋回目標追尾

岡田 隆光  辻道 信吾  小菅 義夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J81-B2   No.2   pp.169-178
発行日: 1998/02/25
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Print ISSN: 0915-1877
論文種別: 論文
専門分野: 宇宙・航行電子システム
キーワード: 
カルマンフィルタ,  追尾フィルタ,  レーダ,  

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あらまし: 
クラッタ環境下で急旋回する目標の追尾は困難な課題である.等速直線運動モデルに複数の定数加速度ベクトルを加えた目標の運動モデルを並列で定義し,目標の相関ゲートのサイズを目標の旋回に応じて自動的に適正化するM3PDA (Multiple Maneuver Model Probabilistic Data Association) はこの厳しい条件に対して有効であることを過去に報告した.一方,近年のセンサ技術の発達により赤外線センサ (IR) に代表される測角精度の優れた角度センサを目標追尾に使用することが可能となり,その利用による追尾性能の向上が期待されている.本論文では目標位置,速度からなる6次元の状態ベクトルで構成されたM3PDAを拡張し,3次元レーダの観測データに加えて2次元角度センサの観測データを使用するアルゴリズムを提案した.また,旋回1目標を追尾対象としたシミュレーションにより従来法と比較し,提案法の有効性を示した.